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INTRO/STORY

INTRODUCTION

LOGOTyPEプロデュース 2‌0‌2‌2年12月公演は、ドイツの劇作家ハイナー・ミュラーの代表作『ハムレットマシーン』を吉祥寺シアターにて上演いたします。

2‌0‌1‌8年die pratze現代劇作家シリーズ第8弾において、IDIOT SAVANT theater companyによって上演され賛否両論を巻き起こした当演目を今回の上演に向け再構築します。

『ハムレットマシーン』とは...?

エッペンドルフ(東ドイツ)出生のハイナー・ミュラーにより、第二次世界大戦後の東西冷戦下、1‌9‌7‌7年に西ドイツで刊行された(48歳当時。初演79年パリにて)。

ほんの数ページのテキストである本作品についてミュラー本人は、「ト書きは挑発、あるいは頭脳出産、頭脳イメージでしかない。取扱い不可能、ト書きにあることを演出はできない、ナンセンス」(90年『ハムレット/マシーン』稽古中のインタビュー/96年「ユリイカ」誌 第28巻 第6号 谷川道子編「ハイナー・ミュラー・コラージュ」より)と言い放つ。ミュラーを取り巻く激動の時代。社会のあり方の矛盾、とりわけヨーロッパの、そして世界の歴史がこの作品をつくらせたのであれば戦後77年を迎え、世界がさらに変容しようと加速している2‌0‌2‌2年、東京でこの作品に挑む意味とは。誰かに選択された誰かを演じるわけでもなく、私たちもまた「演技者」と呼ばれる時が来たのだから。

SCHEDULE

SCHEDULE

2022年12月2日(金)〜4日(日)

12月2日(金) 19:00

12月3日(土) 13:00 / 18:00

12月4日(日) 12:00 / 17:00

 

受付=開演45分前 開場=開演30分前

CAST

CAST

朱尾尚生(IDIOT SAVANT theater company)

近藤康弘

新井千賀子

玉井沙季

李勇雅

ノモガクジ(東宝芸能)

 

伊藤美奈(フェアリーテイル)

大宜見向(クレール)

仮屋奈那(カクシンハン・スタジオ/劇団斜講)

佐々木健

佐藤ケンタ(ことのはbox)

茶山百花

多賀名啓太

田村佳名美

どうぞ

時田笑里

生井みづき

平子亜未

藤岡まゆみ(T1project)

宮本海

渡邊百香(リングオン)

TICKET

TICKET

2022年10月22日(日)12:00 予約開始

日時指定・全席自由席
◎一般 前売=4,500円 / 当日=5,000円
◎U-22割 前売・当日=3,500円

*受付にて年齢確認の証明書を要提示

・ご来場当日に受付にてご精算頂く「当日精算券」です

​・公演日前日23:59までご予約可能です

・購入の際に応援しているキャストを指定することができます

PLACE

PLACE

〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-33-22

JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺駅」北口 徒歩5分

上演に寄せて

OTHERS

新野守広
( 立教大学教授 )

イディオ・サヴァンのパフォーマー動きは激しい。床を這い、唸り、叫び、舞い、複雑な振り付けを集団で踊る。

ハイナー・ミュラーの『ハムレットマシーン』は、シェイクスピアの『ハムレット』を下敷きにしつつ、東ヨーロッパにおける理念の死を象徴的に描いている。生者と死者の境を演劇的に追究しつづけてきたイディオ・サヴァンが2018 年に上演した『ハムレットマシーン』は、さまざまな格差に直面する私たちが前世紀に失った大切な理念を悼む儀式となった。コロナ禍を経験し、この社会と世界の未来を考えざるを得ない今、その再演が待ち望まれる。

真壁茂夫
( OM-2 演出家、d-倉庫代表 )

「IDIOT SAVANT theater company」は、人間の生理的な限界を越える12時間の公演を行ったり、汚い廃映画館や寺院などでも積極的に公演を行ってきた。また、ファスト感などを無視し、人間の奥深くを抉ろうとする。観客は、狂ったような「演技」を観るのではなく、目の前にいる狂ったひとりの人間を目の当たりにすることになる。

60年代のからのアングラの重荷を背負いながら、それでいてなおもその先を探り、人間の奥深くに切り込もうとする。その情熱は、いつも熱い。

宮田徹也
( 嵯峨美術大学客員教授 )

IDIOTは時空を駆け巡る。

芸術は時間と場所によって姿形を変容させてきたが、本質となるべき点に変化は訪れない。IDIOTは、その本質をいつも携えている。芸術における本質とは、不可解な人間と同様に、複雑でなかなか見出せない。だからこそ我々は、IDIOT の舞台に立ち会うことが不可欠になる。

INFOMATION

新型コロナウイルス感染症などの予防への取り組みとご協力のお願い
 

本公演は、ガイドラインと劇場規定を遵守し公演を行います。

随時更新されたものに従って参りますので、ご理解とご協力のほど宜しくお願い致します。

◆チケット販売に関する注意事項

・客席数につきまして、劇場規定に伴い100%での販売となります。

・舞台から客席最前列まで2mの間隔を確保いたします。

・万が一来場者から感染者が発生した場合など必要に応じて、全てのお客様の連絡先を保健所などの公的機関に提供させていただく場合がございます。何卒ご了承ください。

 

​◆新型コロナウイルス感染症対策への取り組みとお願い

・受付にアルコール除菌スプレーを設置致します。

・入館される際、検温を実施いたします。検温にて37.5℃以上の発熱が見られる方につきましては劇場内へのご入場をお断り致します。

・換気を促進するため、会場中はドアや通用口、客席内の換気窓の解放などを実施いたします。

・劇場内は積極的に除菌しお迎えいたします。

・受付やトイレなどでお並びになる際には、1mほど間隔を開けてお並びください。

・フェイスシールドのご用意がございますのでご利用になりたい方は受付でお申し付け下さい。

・ご来場当日、受付にてお客様の氏名ならびに連絡先をご記入頂きます。万が一来場者から感染者が発生した場合など必要に応じて保健所などの公的機関に提供させていただく場合がございます。何卒ご了承ください。

 

また、ご来場のお客様にも以下の点にご協力をお願い致します。

・劇場内にアルコール除菌スプレーを設置しております。手指の除菌にご協力ください。

・ご来場の際にはマスク着用が必須となります。お持ちでない場合はこちらにご用意があります。またご協力頂けない場合は入場をお断りさせて頂きます。

・発熱や咳などの症状のあるお客様は、入場をお控えください。

・公演中に激しい咳や発熱など感染の疑いのあるお客様が発生した場合には、退席にご協力頂きます。

・劇場内では飛沫感染防止のため、会話はなるべくお控えいただきますようお願い致します。

・今回の公演では祝い花の受け取りをスタンド・アレンジ共に遠慮させて頂きます。また役者への差し入れ、プレゼントに関しましては、日持ちのしない食品や匂いの強いものなどは避けて頂き、ロビーに設置してありますプレゼントボックスにお入れください。(花束など水の溢れる恐れのあるものは袋に入れた状態でボックスに入れて頂きますようご協力お願い致します。)

何卒ご理解のほど宜しくお願い致します。

STAFF

脚本:ハイナー・ミュラー
演出:恒十絲
(IDIOT SAVANT theater company)

翻訳=谷川道子

演出補=新井千賀子
舞台美術・舞台監督=小林英雄
照明=長尾裕介
(Lighting Terrace LEPUS)
音響=斎藤裕喜(Québec)
映像=大場裕介(Archifact)
映像操作=中島侑輝(Archifact)
衣装=虎井想市/Natsuko.
フライヤーデザイン=中島侑輝
(Archifact)
宣伝美術=佐倉和泉
WEBデザイン=古賀留美
プロデューサー=原田直樹


企画・製作=LOGOTyPE

協力:

IDIOT SAVANT theater company
カクシンハン・スタジオ
クレール
劇団斜講
T1project
東宝芸能
フェアリーテイル
宗方勝(bug-depayse/Archifact)
リングオン

 

(五十音順)

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